我が子が新生児だった頃、なかなか昼寝をさせてあげることができませんでした。
夜は比較的長く寝てくれていたのですが、昼寝ができない…そして泣いても泣き止ませることができなくて大変でした…。授乳してもおむつを替えても泣き止まない…。
産院ではよく寝てたのに、退院したら泣いてばっかりだし全然寝てくれない…
あーーーんあーーーーんあーーーーんT0T
新生児って1日のほとんどを寝ているんじゃないの…?
あーーーんあーーーーんあーーーーんT0T
おっぱい?おむつ?眠い?
あーーーんあーーーーんあーーーーんT0T
全然泣き止まないし寝てくれない…T0T
大変とは聞いていたけど、やっぱり大変でした……
新生児のときに困ったこと
うちの子どもが新生児のときに困ったのは、こんなことでした。
昼寝しなかった
夜はまとまって寝てくれるので、こちらも休めたのですが、昼間は寝たり寝なかったり……
やっと寝たと思ったのにすぐ起きたり…どうしたら良いのかわかりませんでした。
布団に置くと泣くので、私の膝の上で寝かせることもしばしば…
膝の上で寝ると、私がじっとしていられなくて睡眠時間が短くなるんですよね…
当時の睡眠データです。
長く昼寝する日もあれば、全然寝ない日もあって……
赤ちゃんが寝たから自分もご飯を食べよう、昼寝しようと思ってもすぐ起きて泣いてしまったりして、自分の時間が全然とれないし、気持ちも体も休まりませんでした。
大変でした…
泣いている理由がわからなかった
新生児の時は何で泣いているのかわかりませんでした。
赤ちゃんの泣き声判別アプリをダウンロードして使ってみましたが、結果は大体、「空腹」。……さっき授乳したばっかりなのに…
授乳すれば一旦泣き止むのですが、飲み終わったら泣きます。
抱っこしていても泣くし…
今思えば眠たいのに寝られないから泣いていたんだと思います。
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睡眠時間が少ないことに焦っていた
新生児の1日の睡眠時間は平均15~20時間といわれているのに、うちの子どもの睡眠時間は1日平均13~14時間くらい…ひどい時は10時間台ということも…
赤ちゃんの成長には睡眠が一番大事と思っていた私は、睡眠時間が少ないことにすごく焦っていました。
寝かせられない自分にも、寝てくれない子どもにもイライラしていました。
授乳してばっかりだった
「泣いたらおっぱい」と産院で言われていたものの、おっぱいを飲んだまま寝落ちするのは良くないというのは知っていました。(授乳しないと寝られないクセがついてしまうから。)
なので、授乳しないと寝かせられないことが嫌でした。
ただ、泣きやませる手段が授乳しかなかったので、泣いたら授乳して泣き止ませることしかできませんでした。
泣いたらおっぱいを実践していたため、一ヶ月健診では体重がすごく増えていたから良かったんですけどね…
生後1ヶ月半からジーナ式ネントレをスタート
ネントレを始めたきっかけ
そんな私がネントレを始めようと思ったきかっけはInstagramでした。
うちの子どもと同じくらいの月齢のママさんをフォローしていたのですが、その方が
ネントレをしたらベッドに置いたら泣かずに寝てくれるようになって楽になった~
と投稿していました。
それを見た私は
ベッドに置くだけ!!?泣かない!!?そんな素晴らしいことができるなら私もネントレをしよう!
と思い、ネントレの方法を調べました。
そして行き着いたのが「ジーナ式ネントレ」。(ベッドに置いて自分で寝るというのがジーナ式しか見当たらなかったのです。)
参考にしたのはこちらの本↓
(2020/01/20追記)NEW!
快眠講座の改訂版が出版されました!朝早く眠くなってしまう場合の対処方法や外出時の調整方法なども追記されていて、さらに実践しやすくなりました。
ジーナ式は月齢ごとに赤ちゃんのスケジュールが細か~~~く設定されているし、母乳の量を安定させるために搾乳を推奨したり…スケジュールがすごく細かいことで有名です。
実は私は産前にジーナ式のことを知っていましたが、こんなスケジュールは無理と思っていました。
例えば、生後1ヶ月の赤ちゃんのスケジュールはこんな感じです。
7:00 起床・授乳
9:00 朝寝
10:00 起床
10:45 授乳
11:45 昼寝
14:30 起床・授乳
16:15 夕寝
17:00 起床・授乳・お風呂
18:15 授乳
19:00 就寝
22:00 授乳のため起こす・就寝
すごいですよね…
省略していますが、本には母親の朝食の時間なんかも書かれています。
でも、「とりあえずスケジュール通りにやってみよう」と実践してみました。
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ジーナ式ネントレを実践してみる
最初はスケジュール通りにいかない
ジーナ式ネントレをスタートするも、最初は全然うまく行きませんでした。
スケジュール通りに寝ないです。泣くし、ベッドに置いたら自分で寝ることなんてほとんどありませんでした。
でも、スケジュール通りに授乳しているので、泣いている理由がわかるようになってきました。今は眠たいのに眠れないから泣いているんだ、お腹が空いているから泣いているんだ、など。
泣いている理由がわかるとどのようにあやせば良いかがわかりました。
といっても眠たいのに眠れなくて泣いている赤ちゃんを寝かすのは難しいんですけどね。
最初は、ベッドに置いて見守っていても泣き止まないし、寝る気配がないので、ずっと抱っこゆらゆらしていました。
ゆらゆらしていると少しずつ落ち着いて眠そうになってくるので、ちょっと意識があるくらいでベッドに置いていました。(赤ちゃんに抱っこで寝るというクセをつけないために、意識のあるうちにベッドに置きます。)
そして授乳に頼らずとも寝かせるということが少しずつ成功することが増えてきました。
赤ちゃんが自分で寝付けるように布団で寝る癖をつけるためです。
もちろん眠そうになったからベッドに置くと泣いて起きてしまうこともしばしばありましたが…
ネントレ開始2週間後の睡眠データです。
1ヶ月続けると少しずつセルフねんねできるようになってきた
ネントレを開始して1ヶ月ほど(生後2ヶ月半)でベッドに置くと泣きはするものの、5分も経てば1人で寝られる(セルフねんね)ことが増えてきました。
ジーナ式では真っ暗な寝室で静かに寝かすことが原則ですが、里帰り中だったこともあり薄暗い部屋でオルゴールで寝かせていました。
スケジュール通りに過ごしていると、今は寝る時間、遊ぶ時間というのがわかるので、遊ぶことができるようになりました。
以前は赤ちゃんの睡眠時間が少なかったので寝かせよう寝かせようというのでいっぱいいっぱいで遊ぶ余裕はありませんでした。
でも、遊ぶ時間が明確になり、おもちゃを見せてみたり、絵本を見せてみたりという余裕ができました。
といっても、ジーナ式では生後2ヶ月は昼寝は2時間45分ですが、そんなに長く昼寝できることはほとんどありませんでした。昼寝途中で泣いて起きることはしばしば。22時に授乳したら朝まで起きないはずなんですが、起きます。(笑)
ネントレ開始1ヶ月後(生後2ヶ月半)の睡眠データです。
ネントレ開始2ヶ月でスムーズに寝られるようになった
スケジュール通りに寝られるようになってきた
生後3ヶ月(ネントレ開始2ヶ月)には、スケジュール通りに寝られることが増えてきました。
この時期の睡眠データはこちら。
途中で起きてしまったり寝られなかったりはありますが、毎日規則正しい生活が送れていることがわかると思います。
睡眠時間も新生児の頃より増えてきて安心。
ネントレを始める前は、スケジュール通りに行動なんて無理と思っていましたが、スケジュールがあると楽だと気づきました。
子どもは今から2時間半寝てくれるから、この間に家事と自分の昼食を済ませておこうとか、予定を決めて行動することができます。
育児って赤ちゃんに振り回されて行動するのが大変なんですが、それがなくなるのは楽でした。
セルフねんね習得
セルフねんねができるようになってきました。
「ねんねするよ~」と寝室に連れて行き、カーテンを閉めて真っ暗にして退室すると自分で寝るのです。すごい!!!!!
寝室はベビーモニターで見守っているのですが、最初は泣いていることもあるのですが、そのうち落ち着いてきて1人で寝られるようになりました。
もちろん毎回セルフねんねできたわけではありません。泣きながら眠ることもあったり、眠れないから抱っこしにいったりということも何度かありました。
これくらいの時期に指しゃぶりをするようになりました。
現在1歳5ヶ月。指しゃぶりのクセはなくなっていないので、今後の課題なんですが…
寝かしつけがいらなって本当に楽です。
寝かしつけの体力も時間も不要なので、自分がゆっくりする時間が増えました。
泣く回数が減った
ジーナ式ネントレが軌道にのったら、赤ちゃんが泣く回数が減りました。
ネントレを始めるきっかけは泣く理由がわからないからでしたが、泣くことが減るなんて!!!!
ジーナ式ネントレのメソッドは、赤ちゃんが眠くなる前に寝かす、お腹が空く前に授乳するです。
スケジュール通りに生活させていれば、赤ちゃんが泣く理由がなくなるんです。
泣く頻度が減ると、泣かれるストレスもないし、あやすことも不要になるし、本当に心身ともに楽になりました。
長く寝てくれることが増えた
毎日規則正しい生活を送り、寝るのに適した環境で寝ているおかげで、長く寝ることができるようになりました。
抱っこなどで寝かしつけられると、眠りが浅くなった時に寝付いた状況と異なると泣いて起きてしまうことがあります。
最初からベッドで寝ていると、途中で目が覚めても再び自分で寝付いてくれるのでよかったです。
スケジュール通りに寝てくれないストレスは増えた
スケジュール通りに生活をしていると、スケジュール通りに寝られない時にイライラしてしまうことがありました。
今までだったら、1時間も寝られたと思えたのが、1時間しか寝られなかった…と捉えてしまう自分に嫌気がさすことも…
ジーナ式のメリット・デメリットはこちらで詳しく書いています。
ジーナ式ネントレのお陰で楽しく育児ができた
生後4ヶ月では寝室を暗くしてベッドに寝かすとすぐに寝ついてくれるようになり、本当に楽になりました。
ジーナ式ネントレ通りのスケジュールで生活していると、赤ちゃんのスケジュールに合わせて自分も行動する必要があるので、昼寝の時間に当たる11時半~2時半に出かけることができないので、ランチに出かけるのを我慢したり、不自由はありました。
でも、泣いている赤ちゃんをあやして寝かしつけるという手間がなくなったのは本当によかったです。
子どもは現在1歳5ヶ月。これまでストレスなく楽しく育児ができたのはジーナ式ネントレのお陰といっても過言ではありません。
子どもの寝かしつけの時間が不要だし、子どもが寝たら自分の時間が持てるし、夜はぐっすり眠れたし。
子どももしっかり寝ているので、いつもごきげんなので、育児も楽しかったです。
周りのママさんで、1歳過ぎても夜中に何度も授乳するとか、寝かしつけはいつも抱っこしていると聞くと、ネントレをしていて本当によかったな~って思っています。
うちの子どもは生後6ヶ月には夜間断乳でき、1歳3ヶ月で卒乳しましたが、どちらも泣かれずにスムーズにできたのも、ジーナ式ネントレのお陰です。
ネントレは今が楽になるだけでなく、これから1年以上ずっと楽になります。
ちょっとでも興味のある方は、一度試してみることをオススメします。
本~~~~~~~~当におすすめです。