我が家は子どもが生後1ヶ月半からジーナ式ネントレを開始しました。
実は出産前にもジーナ式ネントレがあるというは知っていました。

ジーナ式はスケジュールがしっかり決められすぎていて、こんなきっちり行動できないから私には無理…
と思い、ジーナ式を実践するつもりはありませんでした。
そんな私がジーナ式を始めたきっかけは・・・・・・

あーーーーんあーーーーーん T0T

なんで泣いているのかわからない…><
です。
退院してから子どもは全然寝ません。

あれっ…新生児ってほとんど寝てるんじゃないの…?。
ひどい日は新生児なのに1日10時間しか寝ていない日もありました。
もちろん起きているときは泣いていることがほとんど。
疲弊した私は、藁にもすがる思いで赤ちゃんを寝かす方法をネットで調べ、ジーナ式にたどり着いたというわけです。
子どもは現在1歳5ヶ月。
私がジーナ式を1年以上続けてみた感想をメリット・デメリットでご紹介します。
ジーナ式のメリット
まずはジーナ式のメリットから。
セルフねんねしてくれるから寝かしつけ不要

ジーナ式の一番のメリットは「セルフねんねできる」点だと思っています。
寝かしつけが不要なんて本当に楽!
泣いている子どもを抱っこゆらゆらして歩きまわる必要もないし、隣でトントンもしなくていいし、添い寝も不要です。
産前は添い寝で寝かしつけるなんて楽だと思っていましたが、赤ちゃんの寝かしつけは1日3~4回。1回の寝かしつけに20分かかるとすると1日1時間以上を寝かしつけに使っていることになります。

1時間もあったら家事もできるし、昼寝もできる…
私は赤ちゃんが寝たら自分の時間がもてたのでストレスなく育児できました。
夜しっかり寝られる
赤ちゃんが早い段階から23時~朝まで夜通し寝てくれるので、親も睡眠不足にならずに済みました。
産後は睡眠不足になる…と覚悟していましたが、思いの外、ちゃんと寝ることができて毎日元気に過ごすことができました。
スポンサーリンク
赤ちゃんが泣く頻度が少ない
赤ちゃんは泣くのが仕事とは言いますが、ジーナ式を始める前は泣いてばっかりだったのであやすのは大変でした。イライラしてしまうことも何度か……
ジーナ式の理論は、「赤ちゃんがお腹が空く前に授乳する、眠くなる前に寝かす」です。
なので、赤ちゃんは要求することが減り、泣く頻度が大きく減りました。

泣く頻度が減ると本当に心身ともに負担が減りました。
赤ちゃんが泣く理由がわかる

私がジーナ式を取り入れようと思ったのは、赤ちゃんが何で泣いている理由がわからなかったから。
これが解消できたのは助かりました。
スケジュール通りに行動していれば、お腹が空いているから泣いているんだな、眠いから泣いているんだなというのがわかるようになりました。
それ以外にも、ジーナの「快眠講座」には疲れすぎて泣くなど、赤ちゃんが泣く理由が書かれていたので、スケジュールの調整も考えやすかったです。
しっかりと睡眠がとれているので、子どもの機嫌がよい
スケジュール通りに赤ちゃんを寝かすので、月齢に見合った睡眠時間寝ているので、赤ちゃんもごきげんです。
さらに、赤ちゃんが疲れ過ぎないようにスケジュールされているので、ぐずることも少なかったです。

うちの子どもは周りの人から「全然泣かないね」「おとなしいね」とよく言われていました。

キャキャキャ〜
スポンサーリンク
親のスケジュールが組みやすい
子どもがスケジュール通りに生活してくれるので、自分たちの予定も組みやすいです。
「昼寝は2時間するから起きて授乳してから◯時に出かけよう」など決めて準備しておくことができました。
遠出するときは、昼寝時間を睡眠時間にあてるようにスケジューリングしていました。(外出中は2時間も寝ることはできないのですが…)
規則正しい生活が送れる
子どもがスケジュール通りに生活してくれると、親も規則正しい生活が送れます。
朝は7時前後に子どもが起きるので、起こされます。(笑)
夜は子どもと一緒に17時に夕飯を食べて18時にお風呂に入っています。
0時過ぎまで起きていることがほとんどなくなりました。
ジーナ式のデメリット
ジーナ式をやってみてデメリットもありました。
スケジュールが崩れるのが嫌で出不精になる

ジーナ式をしていると何よりも赤ちゃんの睡眠が第一優先になります。
そうなると、昼寝まっただ中の13時なんて出かけられません。
児童館で親子ヨガがあったりしても出かけられません。
出かけると長く昼寝させることはできないし、19時には寝るので早く帰宅する必要があるし…
昼寝や夜練る時間を考えると出かけたくなくなってきます。
スポンサーリンク
スケジュール通りに寝かせられないとつらい…
もちろん人間なので完璧に最初からジーナ式通りに寝られるわけではありません。
2時間半寝るはずの昼寝が1時間で起きてしまったり、寝る予定の時間になかなか寝付かなかったり…

他の家なら「1時間昼寝できたね~(笑顔)」が、我が家では「何で1時間で起きてしまうの?(泣)」とマイナスに考えてしまうというストレスはありました。
22時半に授乳するのがつらい

ジーナ式では、19時に就寝した後、22時半に起こして授乳するようスケジューリングされています。
私はこの22時半の授乳を早々に挫折しました。
自分が21時ころに寝ていたため、22時半に起きることができなかったからです…

アラームをかけていても、子どももなかなか起きない、自分も起きられないで電気つけっぱなしで寝ていたことも何度かありました…

ねむい・・・

母も眠い・・・無理・・・・・・zzz・・・
ただ、我が子は22時半に授乳しなかったために、早朝に起きたりすることがあったので、夜通し寝のためには22時半の授乳は必要だったなと後々思うところもありました。
↓22時半の必要性についてはこちらに書いています。
別の部屋の準備・電気代
ジーナ式では親子別室、ベビーベッドを推奨しています。

確かに、1年以上ジーナ式を実践して親子別室、ベビーベッドの必要性を感じています。
親の入退室時の光で目覚めたり、寝相がひどくて布団から落ちて起きたりするので…
でも日本の住宅事情で、一軒家ならまだしも、賃貸で子ども部屋を用意するのは難しいです。
さらに夏になれば親と子2部屋分の冷房代がかかりますしね…
さらに我が家は布団。
月齢が小さい頃は同室・布団でも問題なかったのですが、ズリバイが始まった頃から別室・ベビーベッドは必須かも…と思い始めました。
↓我が家が同室・布団でジーナ式を実践した結果はこちらで紹介しています。
指しゃぶり

うちの子どもは指しゃぶりのクセがあります。
これはジーナ式を始めた頃からでした。
セルフねんねのために最初はおしゃぶりを使っていたのですが、そのうち指しゃぶりをするようになりました。
指しゃぶりのお陰でぐずることも少なくセルフねんねしてくれて助かっています。
指しゃぶりは精神安定のためといいますが、今では眠かったりぐずっていなくても暇だと指をしゃぶることがあります…
1歳過ぎて歯医者さんに通い始めました。

まだ指しゃぶりはやめなくてもよい(というかやめられないと思う)が、歯並びがちょっと悪くなってきていますね…

そうですか・・・

ちゅうちゅう〜
歯並びも心配だし、3歳までにやめられるかちょっと心配です…
最近は私が気にして、指しゃぶりをしたら「すっぽーん」と言っています。

ちゅうちゅう~

すっぽーん

・・・すぽっ(サッと指を抜く)
スポンサーリンク
完全遮光がなかなか難しい
ジーナ式は寝室は何も見えないくらい真っ暗が鉄則です。そのため寝室の完全遮光が必須。

月齢が小さい頃は多少明るくても大丈夫でしたが、6ヶ月過ぎたら少しでも明るいと早朝起きてしまいます。
特に我が家の寝室は東向きの出窓…朝はとっても明るいです。夏は5時には明るいので子どもも早朝に目覚めていました。
もちろん遮光カーテンは使っています。
でも、カーテンの上下左右から光が入ってきてほんの少しでも隙間があると真っ暗にはなりません。
特に出窓は下の隙間を埋めるのが大変でした。色々試行錯誤した結果、現在は遮光カーテンを3枚も使って何とか完全遮光を保っています…^^:
我が家の寝室は他の人が見たらびっくりするほど色んなものが貼ってあります。(寝室のドアの隙間からのやエアコンやベビーモニターのランプを遮断するため。)
でも、完全遮光を取り入れてからは昼寝も2時間熟睡できるようになったし、朝も大体7時まで寝てくれます。
嘔吐に気付かなかった
先日、子どもが夜起きて泣きました。その時はお茶を飲ませたら落ち着いたのでそのまま寝かせたのですが、数時間後に子どもの布団を触るとなんかベタッとしたものが…
よく見るとご飯の塊でした。
風邪を引いていたので咳き込んで吐いたようでした。
寝室が真っ暗だったため、吐いたことに気づくことができませんでした。
子どもは話すことができませんし。
寝室はベビーモニターで見ていますが、ベビーモニターでは嘔吐物までは見えませんでした。(暗視カメラで白黒映像なので見づらいです。)
今回は吐いた量は少量でしたし、ウイルス性の嘔吐でもなさそうだったので良かったのですが、ノロウイルスとか胃腸炎の嘔吐は家族への感染予防もあるのですぐに対処しないといけませんよね…
体調不良の時の様子の見方は考えないといけないと思いました。
泣くことが少ないのであやし方がよくわからない

ジーナっ子は泣くことが少ないので、泣いたらあやすという行為をあまりせず育児をしてきました。
そのため、ぐずった時はあやし方がわかりませんでした…
先日外出して昼寝ができなくて疲れて大泣きしていたのですが、抱っこして寝かしつけるということを長らくしていなかったので戸惑いました。

ギャーーーーギャーーーー><

泣いたらどうしたらいいんだっけ…

ギャーーーーギャーーーー><
無力な母はベビーカーをゆらゆらするくらいしかできませんでした。
最後は疲れて寝てくれましたが…
周りの理解を得づらい
里帰り中にジーナ式を取り入れたのですが、旦那に言われました。

ジーナ式っていうネントレを始めたよ。この本に書いてあるの。

(本をパラパラと読んで)宗教みたい…

はあぁぁ〜〜〜???
これはもう戦争勃発ですね。
こちらは睡眠を削ってつらい思いをして子どもを泣き止ませたりしているのに、何もしてない旦那にバカにされて…
1年以上ジーナ式スケジュールでやってきたので、私が逐一言っているので、旦那は今でこそスケジュールを理解していますが、以前は、昼寝を途中で起こさず3時間以上させたり、子どもが寝る時間なのに明るい部屋でテンション高く過ごさせたり、ありえないことをしていました…
今でもうちの旦那はお出かけすると、早く帰ることを嫌がります。子どもをスケジュール寝かせたい私ともっと遊びたい旦那。
私も産前は「ジーナは無理」と思ったので、ここまできっちりスケジュール管理することに抵抗感を覚えるのはわかります。
でも、子どもを泣かせて自分がつらい思いをするくらいなら、自分のやりたいことは我慢するのは仕方ないと思っています。
ジーナ式は、育児でつらい思いをしている当事者にしかできないと思います。
スポンサーリンク
復職したら時短勤務じゃないと難しいかも
我が家は平日はワンオペ…
私は現在育休中ですが、復職したらジーナ式を実践するにはフルタイム勤務は難しいです。
朝7時に起こして、ご飯を食べさせ準備して出勤、帰りはお迎えに行って17時に夕飯を食べる…となると、よほど職場まで近距離じゃないとフルタイムはできないですよね。
(夫婦で協力してフレックスタイムなどを利用すれば可能ですが。)
私は子どもの睡眠時間を優先させたかったので時短勤務を選びました。
ジーナ式ネントレを実践して本当によかった
メリットもデメリットもありますが、ジーナ式をやって本当によかったと思っています。
寝かしつけたら自分の時間が十分取れる(寝かしつけの時間もほとんど必要ない)ので、睡眠に関する育児ストレスがほとんどありませんでした。
ジーナ式のスケジュールを初めて見た時は抵抗感がありましたが、1年以上実践してみて、なぜこのスケジュールになっているのかが少しずつ理解することができ、すごく考えられているスケジュールだと感心しました。
赤ちゃんも親もストレスなく過ごせる快眠のメソッドが詰まっていました。
ちなみに我が家は完璧にジーナ式通り行っていません。
ベビーベッドでもないし、子ども部屋があるわけでもありません。(同室別布団です。)
昼寝も13時からと遅いし、外出すれば昼寝の時間もバラバラ、夜寝る時間も遅くなります。
たまーに夜中に起きたりするし。
ただ、それでもセルフねんねを習得してくれる、夜泣きしない、いっぱい寝てくれるので本当に本当に本当〜〜〜〜によかったです。

私のママ友さんも、ネントレはしていませんが子どもが昼寝しないことに困っていたので、真っ暗にすると良いと伝えたところ、昼寝してくれるようになったと言っていました。
ジーナ式を取り入れようか迷っている方は、自分が取り入れられるところだけ実践してみと良いかもしれません。ヒントがたくさんあると思います。
あと、ジーナ式で困ったことがあったらTwitterをオススメします。Twitterでジーナ式をネントレを実践している人が多いので。困ったときに誰かが答えてくれるはずです。