娘が離乳食を始めて3ヶ月が経ちました。
最初は食べてくれなかったらどうしよう…と心配していましたが、今のところ毎回完食!(最初の頃は、時間が定まらず眠くて最後残したことは数回ありましたが、時間が固定されてから残すことはなくなりました。)
今のところ好き嫌いはなく、レバーもピーマンもセロリも食べてくれます。
ママ友さんと話していると、同じ月齢の子でも、きな粉や青のりをかけないとおかゆを食べてくれないとか、市販のベビーフードをあげたら手作りの離乳食を残すようになったなど聞きます。うちの娘は今のところそんのような悩みはなくパクパク食べてくれます。(おかわりすることも!)
そんな我が家で離乳食を食べてもらえるように気をつけていることをご紹介します。
離乳食初期・中期で心がけた作り方・食べさせ方のコツ
食材は混ぜずに素材の味を楽しんでもらう
Instagramを見ていると、ご飯に人参やほうれん草を混ぜたり、パンがゆにバナナやきな粉をのせたりして見た目にも美しい離乳食がアップされています。
混ぜて食べさせると、食べさせる方も器を持ちかえる必要がなくて楽です。
でも栄養士さんに聞いたところ、白米に他の食材を混ぜて食べることに慣れてしまうと、白米の匂いや味が嫌になってそれだけで食べられなくなってしまうそうです。
小さい子で、海苔やふりかけがないと白米を食べない子いますよね。
おかゆとか食べなくなってしまったから、きな粉とか青のりを混ぜるのは仕方ないですが、おかゆだけで食べれるなら混ぜない方が良いとのこと!
我が家では、おかゆも野菜も肉も魚も単品で食べてもらうようにしています。パスタやうどんも今のところ、野菜スープやかつおだし、牛乳などで食べてもらい味付けはしていません。
ただ、例外的に混ぜることもあります。
例えば、白身魚とか卵黄とかパサパサして食べづらいもの。これはとろみをつけるためにおかゆやうどんを少量混ぜたりはします。
あとは苦手なもの。うちの娘は最初、ヨーグルトは酸っぱい顔をし、セロリはあげたら口からポロポロ出していました。嫌そうなときは、ヨーグルトにはフルーツを混ぜ、セロリにはにんじんを混ぜて食べてもらいます。でも翌日は単品で再チャレンジ。そうすると、なぜか単品でも食べてくれます。
出汁を使って旨味を感じてもらう
野菜や魚を茹でるときは出汁を使うようにしています。実際に出汁ありとなしで茹でた大根を食べ比べてみると全く違います。
初期は昆布だし、中期からかつおぶしも入れて出汁で茹でるようにしています。
味覚は3歳までに決まると言われているように、子どもの将来の健康を考えると、出来る限り味付けをしないように薄味でも美味しさをわかってもらえるようにしたいなと思っています。
最初は出汁をとるのが面倒だったのですが、やってみると簡単でしたし、多めに出汁を作って製氷皿に入れて冷凍しておけば、野菜をのばしたりするときにも使えて便利です。
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食べやすい形状、とろみ
生後8ヶ月の娘は
・パサパサしたもの
・サイズが1cm以上のもの
・かたいもの
が苦手みたいで、口からポロポロこぼれてきます。
白身魚や卵黄などパサパサしていて飲み込みづらいものは、片栗粉でとろみをつけたり、おかゆなどでとろみをつけてあげています。
中期だと、野菜はペーストではなくみじん切りにしますが、みじん切りが雑すぎて2cmくらいのサイズのものが混じったりするのですが、それは口から出てきます。あげるときにスプーンでつぶしてあげれば食べてくれます。
パスタはかたくて食べづらかったようで、一晩牛乳に浸しておいてのびた状態にしたら食べてくれました。
量を増やす前に種類を増やす
離乳食中期だと、炭水化物は50~80g推奨で、娘は朝は60g、夕方は80g食べています。ただ、おかゆ80gは結構量があり、最後は飽きてきて遊び出してしまっていました。
そこで、おかゆ60g、さつまいも20gのように、種類を増やして飽きないように食べてもらっています。(さつまいもは好きみたいで食いつきがいいです!)
食べる量に慣れてきたら、おかゆ80gでもパクパク食べてくれるようになりました。
ちゃんとチンする
これはあまりないかもしれませんが……電子レンジでの温めが足りなくて、おかゆの食べ進みが悪いことがありました。(温めすぎるとレンジの中で破裂したり、フーフーと冷まし足りないと大泣きされたりして控えめにしてしまっていました…)
冷凍ストックのおかゆを電子レンジで温め足りなかったようで、よく見るとお米のツヤがなかったかな。再度温め直したらいつも通り食べてくれました。
味がついていない分、食感には敏感みたいです。
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あげる食材を「まずい」と言わない
これは上記と毛色が違いますが、結構大事だと思います。
離乳食初期、中期は、野菜や魚をそのまますりつぶした素材の味です。
私は普段から野菜に何もつけずにボリボリ食べておいしいと思えるので、離乳食をあげるときも、「にんじん甘いね」とか「かぶはトロトロだね」など、私が感じる素材のおいしさを伝えながら食べてもらっています。
離乳食を食べてもらえないと言っている人は、「すりつぶしただけでおいしくなさそう」だとか「よく食べれるよね」と言っている傾向にあるように思います。
赤ちゃんも何を話しているか分かってるので、親がおいしいと伝えてあげるのが大事な気がします。
また、人前でも「離乳食は面倒」とか、「離乳食食べない」(うちの場合、食べないことはないのですが)と言ったりしないようにしています。
うちの場合は「何でもパクパク食べてくれてうれしい」と言っていますし、例え好き嫌いが多くても「さつまいもとバナナが好きだよ」など、ポジティブなら表現を使うようにすると良いのではないでしょうか!?赤ちゃんもしっかり聞いてますもんね。
離乳食が始まってちょっと親らしいことができている気がする
離乳食は作るのも、あげるのも、後片付けも面倒なのですが、娘の反応を見るのが楽しいです。
さつまいもをあげると「もっとくれ」と言わんばかりに前のめりになってきたり、ヨーグルトを食べて酸っぱい顔をしたり、セロリが嫌でぽろぽろ口からこぼしたり。新しい食材を仕込んでいるときは、どんな反応するかな、食べてくれるかなと毎回ワクワクします。
あと、料理の基本を学べるのもいいところかな。
ささみの筋をとったり、かつおと昆布でだしをとったり、ピーマンの皮むきをしたり、あまり料理の基本を学んでこなかった私には、新鮮で勉強になります。
そして何よりも、離乳食で娘が大きくなることはもちろん、娘が大人にになってからも健康でいられるようにと願って、食事に気遣ってあげることが、今、親としてやってあげられることなのかなと思います。味覚は3歳までに決まると言われているように、子どもの健康と将来を考えて食事を作り食べさせるということが、今まで以上に親らしいことをしているなと感じます。