子どもが3歳のときに、年長さんたちが鍵盤ハーモニカを使用していたのを見て
ピアニカがほしい
と言いました。
いずれ年長さんになったら購入するので、買ってしまおうと買って1年半、楽しく家で弾いていました。「キラキラ星」なら弾けるようになりました。
そして、年長さんになったので保育園に持っていこうとすると
しろいところがさがったままだからいやだ~~
と…
見てみると、レとミの鍵盤を押すと、下がったままでしばらく戻ってきません。
今から使うのに、1年半で壊れるなんて……
鍵盤ハーモニカの鍵盤が上がらない原因
ダメ元で、メーカーの「キクタニ」さんにお問い合わせメールをしてみました。
回答は以下の通りでした。(その日のうちに回答をくださいました!)
原因1)白鍵の下のクッションがずれている
鍵盤ハーモニカMM-32に関しまして、修理は可能です。
ただ保証期間を過ぎてしまっておりますので、往復送料をご負担いただければ工賃自体は無償で行わせていただきます。
もしくはお客様の方で修理も可能かもしれませんのでご参考までにご案内させていただきます。
添付画像をご覧ください。(下記)
鍵盤が上がらない原因としまして、鍵盤のカチカチ音を防ぐためのクッションが本体内で剥がれて位置がずれているのではないかと思います。
正しい位置にきちんと貼りなおすことで鍵盤が戻るようになります。
原因2)鍵盤を動かすバネが外れている
もう一点考えられる原因としまして、衝撃等を受けて鍵盤を動かしているバネが外れているパターンです。
分解前に本体を振っていただいてカラカラ音が鳴るような場合は中でバネをひっかけるパーツが折れてしまっている可能性がございます。
この場合、お客様の方で修理することは難しくなります。
ということで、鍵盤ハーモニカを振ってみると、音はしません。
「自分で直せるかも!!」と修理に挑戦してみました。
鍵盤が上がらない鍵盤ハーモニカを自分で直す方法
1,まずは裏面のネジをすべて外して、枠から外します
2,よく見ると、鍵盤の下のテープがずれている箇所がいくつかあります。
(見づらかったので、スマホのライトを当てて見ました)
3,テープのずれているところをピンセットで摘んで元に戻していきます。
4,テープをしっかり貼って、本体に戻して完了
無事に、鍵盤が元に戻るようになりました。
鍵盤ハーモニカのクッションテープが剥がれた原因は?
今後のために、鍵盤ハーモニカのクッションテープが剥がれた原因を聞いてみました。
注意点としましては温度ではないかと思います。
車の中など高温になる場所に置いたりしますと、粘着力が落ち剥がれる原因になると考えられます。
また夏場の持ち運びでも温度が上がる可能性がございます。
ただ、粘着力が落ちた状態でも、位置さえズレていなければ、鍵盤を押す力でまたしっかりと固定されるのではないかと思います。
水抜きに関しましては音を発しているリードが薄い金属製の為、錆が生じて折れてしまうこともございます。
家の中にずっと置いてあったので、高温になることはなかったと思うのですが、何らかの原因でずれてしまったようです。
なにはともあれ、直ってよかったです^^