児童館で見かけた牛乳パック椅子。子どもが気に入ってよく座っていたので自宅で作ってみることにしました。
調べてみると牛乳パック椅子は色んな種類があるよう。背もたれのない六角形のものや肘掛けタイプなど。
今回作ったのは児童館にあるものと同じ背もたれ付きの牛乳パック椅子にしました。
作ってみると思っていたよりも簡単でした。(所要時間:約1.5時間(カバーは手縫い))
牛乳パック椅子の作り方
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準備するもの
・牛乳パック20本
・ガムテープ(布テープがオススメ)
(・必要なら新聞紙)
中に新聞紙を入れると強度が出るそうですが入れませんでした。
それは重くなるから。
児童館にある牛乳パック椅子は何が入っているかはわかりませんが重くて子どもが1人で動かすことができなくて「動かして」と頼まれます。
今回は子どもが1人で動かして遊ぶことができるように軽くすることを優先しました。
子どもが大きくなって強度に不安がでたら新聞をいれようと思います。
やり直しが簡単にできるのが牛乳パック椅子のいいところですよね。
ガムテープは重ね貼りできる布テープがおすすめです。
私はガムテープを紙テープでやってしまいましたが、紙テープだとガムテープを貼った面の上にはくっつかないのでちょっと強度が心配…^^;
作る手順
① まずは牛乳パック2本を重ねていきます。
これを9セット作ります。
② ①を3本横に並べてガムテープでくっつけます。
これを3セット作ります。(座面に2セット、背もたれに1セット使います。)
③ 座面作り。②の2セットを2段にしてガムテープでくっつけます。
④ 背もたれをつけていきます。これは①で使っていない余った牛乳パックを使います。
はみ出た箇所をカット。残りのもう1本の牛乳パックも同じようにカットし、①のように2本を重ねていきます。
⑤ ②と④をくっつけます。これが背もたれになります。
⑥ ③の座面と⑤の背もたれをくっつけて完成!
カバー作りは手縫いした
続いてカバー作りです。
今回はミシンを出すのが面倒なので手縫いで挑戦してみました。
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準備するもの
・生地(今回はフリース)
・糸
・マジックテープ(底面で布を固定するため。縫い付ける場合は不要)
手縫いにオススメの生地選び
手縫いで作るため、縫い代の始末の必要がない、ほつれが出ない生地を選びました。
最初は100均で手に入りやすいフエルトにしようかと思ったのですが、実家にフリース生地があまっていたのでフリース生地を採用。
余っているという理由でフリース生地を選んだのですがこれが結構良い結果になりました。
それは生地が伸びるから。ちょっとサイズが合わなくてもかぶせるときに伸ばしてかぶせることができるので、ちょっとした誤差がごまかせました!(笑)
児童館はキルト生地だったのでキルト生地もよかったんですけど…
あとは手縫いなので縫う回数を少なくしたいため型紙も工夫しました。
そのため柄が逆さになる箇所があります。(詳しくは下で解説。)無地もしくは逆さになっても良い柄を選ぶと楽です。
型紙
同じ色のところを縫っていきます。
※縫い代が必要なので+1cmつけて裁断して下さい。
※柄があると背もたれの裏側の柄が逆さになってしまうので気をつけて下さい。
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底面はマジックテープでくっつける
底面は縫い付けても良かったのですが、洗濯する必要があるかもしれないのでマジックテープにしました。
マジックテープを6箇所に縫いつけました。
※底面が型紙とちょっと違います。
ボタンにしても良かったのですが、手縫いでボタンホールを作るのが面倒だったのと、うちの子どもは椅子などを押して家の中を歩くのが好きなので、床を傷つけないためにマジックテープにしました。
完成
製作時間は1.5時間ほど。(牛乳パック結合:15分、布裁断15分、カバー手縫い30分、くまちゃん30分)
うちの子どもはくまのぬいぐるみが好きなので、くまちゃんをつけてみました。(ちょっと位置がずれていますが…)
気に入ってくれるといいな。
子どもは気に入ってくれた
子ども、できあがった牛乳パック椅子とご対面。
あれ、なんか新しいいものがある・・・
ジーっとくまを見て、牛乳パック椅子に1番最初に座ったのは
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・くまちゃん!
お気に入りのくまのぬいぐるみを座らせていました。
(♡o♡)
牛乳パック椅子はおままごと用にもよいです。
我が家には豆イスもあります。(座るとピーと音がなるやつ。)子どもが豆イスに座り、向かいに牛乳パック椅子にぬいぐるみを座らせておままごとみたいにして楽しんでいることも。
気になっていた強度ですが、使用して1ヶ月、今のところ凹むことなく使えています。(子どもは現在9.5kg)
軽いので1人で持ち運ぶことができ、部屋の中をあちこち持ち運んでいます。